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「交通機関」 | 京都市バス「清水道」下車、東南へ徒歩約5分 |
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京都の清水寺境内に、北天の雄と称された阿弖流為(アテルイ)、母禮(モレ)の顕彰碑が建立されています。
蝦夷(えぞ)の長・アテルイは平安時代初期に東北地方に実在した人物で、坂上田村麻呂が率いる大和朝廷の朝廷軍とたたかい、蝦夷の地を守り抜こうとしました。非常に統率力に優れた人物であったらしく、数で劣る蝦夷を率いて朝廷軍と互角以上にたたかい、田村麻呂を苦しめたといわれています。最後は力尽きて民衆の命と引き替えに、もう一人の首長モレとともに田村麻呂に投降しました。
アテルイとモレは田村麻呂の助命嘆願も空しく、朝廷によって死罪を申し渡されます。そして、河内国植山で処刑されたと伝えられています。
坂上田村麻呂の開基と伝えられる清水寺境内に1994年(平成6年)建都1200年の節目の年にこの顕彰碑が建立されました。
(2013/12/02)