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焼肉・ホルモン文化と在日コリアン(3) |焼肉・ホルモン文化と在日コリアン

「焼肉コンロをめぐるあれこれ…」

家のなかで肉を焼くと、煙が部屋中にもうもうと立ちこめ、壁も天井も、結構な油汚れがついてしまい、掃除が大変でした。
これではたまらんと、高校生のころ、我が家に最新式の無煙ロースターがやってきました。
これは便利やなあ!と、家族一同大喜びしたのを覚えています。

しかし、そんな便利な無煙ロースターにも弱点が。空気と一緒に肉の水分も吸い上げてしまい、肉をしばらく網においておくとパサパサになり、美味しくなくなってしまうのです。
最近の無煙ロースターは、肉の水分をちゃんと残して、煙だけを吸ってくれるように改善されていますけれどね。

まあ、私の場合、そこまで肉を放置することはなく次々に口に入れていくのですが。

この無煙ロースターの開発にも、在日コリアンの企業家、経営者たちの商売戦略があったのです。

(2013/02/19)