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からくり時計(からくりどけい) |大阪人権スポット

所在地 JR環状線芦原橋駅から南へ徒歩5分 浪速玉姫公園内


 浪速玉姫公園周辺は、昔渡辺村と呼ばれ、皮革産業、なかでも日本の伝統芸能を支え、発展させた太鼓の生産地として栄えてきました。
 このモニュメントは、太鼓と打ち手をモチーフにしています。定時になればガラスが透明になり、回転する台の上で太鼓を打つ二体のからくり人形が現れ、太鼓の音を鳴り響かせるようになっています。太鼓の音色は、太鼓集団「怒」の演奏から収録されたものです。
 時計を支える曲線の柱は、人々の腕を表し、歴史と文化を支えてきたことを表現しています。また、複数の柱が組み合わせてあるのは人びとの交流を表現しています。

(2012/11/30)