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安居天満宮(やすいてんまんぐう) |大阪人権スポット

所在地 JR環状線天王寺駅から北北西へ800m


 一心寺の北の安井神社は、明治以前安居天満宮と呼ばれていた。此処を安井と言うのは、四天王寺七井の内の安井清水が社地にあるのを以て名とした。元々の祭神は、少彦名の神であるので天神社と言った。
 何時の頃か等か、この地は菅原道真公筑紫に左遷のとき、暫し安居給う旧跡として天満宮となし安居と言うようになった。
 神社背後を天神山と言う。安井森とも言い、風景の美しい所。鳥居の笠木の太さにビックリ。上町台地の途中に鎮座し、境内は木々草木が多く都会のオアシス。
 真田幸村の終焉の地の碑がある。1615年大坂夏の陣の戦いで、5月7日、伊達政宗の軍と戦い天王寺付近で松平忠直の軍を迎え奮戦したが、ついに当社境内の一本松の下で戦死した。時に49歳。

(2012/11/30)