ホームページ	http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/
郵便番号	640-8137
住　　　所	和歌山県和歌山市吹上１丁目4番14号
電話番号	TEL073-436-8670　　FAX073-423-2467
開館時間	午前9時30分～午後5時（入館は午後4時30分まで）
休館日	月曜日（祝日・振替休日の場合はその翌日）、年末年始、臨時休館日
入館料	常設展　一般280円（220円）、大学生170円（140円） （　）内は団体料金。団体は20名以上 高校生以下、65歳以上・障害者手帳お持ちの方は無料 特別展の期間は別料金になります。
交通機関	JR和歌山駅または南海和歌山市駅から和歌山バスで県庁前下車 10分、徒歩７分
駐車場	有料

和歌山県立博物館より提供

和歌山県立博物館は、1963年和歌山城二の丸に設立された県立美術館の建物を引き継いで、1971年4月に改装・開館して
以来、約20年にわたり運営していましたが、施設の老朽化が進み、1994年7月に、現在の和歌山城南側・和歌山大学教育
学部跡地に移転し、県立美術館とともに新たに開館しています。

当館は、和歌山県内の歴史・文化財を総合的にカバーする人文系総合博物館で、とくに収蔵庫・展示ケースをはじめとして
、資料（館蔵庫・寄託品）の保存機能の充実をはかっています。

常設展は、「きのくにの歩み ― 人々の生活と文化」というテーマで、きのくに ― 和歌山県の歴史を、民衆の視点を中心に
して展開する通史展示です。旧石器時代から近現代に至るまで、「きのくにあけぼの ― 原始・古代①」「古代国家と紀伊国
― 古代②」「荘園と武士 ― 中世①」「動乱の時代 ― 中世②」「紀州藩と領民 ― 近世」「和歌山県の誕生 ― 近代・現代」
という6つのコーナーを順に配置するほか、トピックス的な展示として「きのくにの祈り ― 霊場の成立と熊野信仰」のコー
ナーを設け、宗教的拠点が多いこの地域の歴史的特徴をクローズアップさせています。展示室は長さ約30メートルの展示
ケースが向かい合い、各コーナーで進行方向に向かって右側は模型を中心にして時代のイメージを紹介する概観型展示、
左側は個々の資料を提示する探求型展示というように、展示の構成を区分しています。

この展示の中で、人権問題・平和問題について扱っているのは、「和歌山県の誕生 ― 近代・現代」のコーナーです。

常設展は、特別展が開催される際には一部または全部が撤去されることがあるので、あらかじめ確認しておくことが必要です。

（2014/11/18）