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2013年1月24日、株式会社マイナビは『「若手社会人」と「内定学生」の仕事に関する意識調査結果』を発表しました。
この調査結果では、「愛社精神がある」と回答した内定学生は78.4%で、2009年の調査開始以来最低となり8割を切りました。企業への調査では「学生の自社や業界への興味が足りないと感じた」と回答した企業が6割を超えており、会社への理解度の低下が愛社精神の減少にも影響したと推測されます。一方、「愛社精神がある」と回答した若手社会人は43.0%で前年よりも2.1pt増加しています。
愛社精神の有無は働く意欲に影響を与え、その差は内定学生より若手社会人のほうが大きくなっています。
○愛社精神の有無による働く意欲の差
愛社精神・有群/愛社精神・無群/ 差
働く意欲・有(学生) 95.4% / 70.4% / 25.0pt
働く意欲・有(若手) 88.0% / 53.9% / 34.1pt
○若手社会人の愛社精神が高まる時(上位)
・やりがいのある仕事または仕事をする機会が増加した時(57.9%)
・給与や待遇など、労働環境や会社からの自分の評価が向上した時(45.5%)
・尊敬できる上司・先輩に出会えた時(45.2%)
・自分の仕事や会社に、社会的な意義を感じられるようになった時(30.4%)。
詳細は、
http://www.mynavi.jp/news/2013/01/post_125.html
http://student.mynavi.jp/freshers/pr/20130124/img/130124_date.pdf
また、公益財団法人日本生産性本部が行った「2012年度新入社員秋の意識調査」(2012年12月10日公表)では、入社前に描いていたイメージと比較して期待以上だったものとして「上司・先輩の指導育成(31.0%)」、「仕事の内容(25.1%)」が過去最高となっています。こうした企業側の努力が、若手社会人の愛社精神や働く意欲の向上に寄与しているのかもしれません。
詳細は、
http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001363.html
(2013/04/01)